【東京・神奈川営業所】救命救急講習会・消防訓練を実施いたしました

2017.03.13

 3月1日に東京営業所と神奈川営業所が合同で乗務員を対象に救命救急講習を実施いたしました。
東京消防庁 町田南消防署様の全面協力のもと、東京営業所車庫にて午前中は身動きが取りづらいバス車内で傷病者が発生したという想定で心肺蘇生法、胸骨圧迫とAEDの取り扱いについて座学と実技の講義を受け、午後は消火器、発炎筒、消防車等を利用した消防訓練を実施いたしました。

弊社では2年に1度に全ての乗務員が普通救命救急講習を受講するよう取り組んでおります。

 


消防署員の方から消防車、救急車の出動を要請する場合の119番への通報は「落ち着いて会話をする、発生している事象を正確に伝える、発生場所を正確に分かりやすく伝える」などの基礎知識を学びました。

また、消防車によるバスへの放水も実演していただき、放水の威力を目の当たりにすることができました。

 


消火訓練は発炎筒の使用方法を指導しながら訓練用の水消火器を使用して着火された発炎筒の炎に向けて全員が放水を行い、消火器の正しい使用方法について確認しました。
今回初めての試みになりますがエンジンルームなどバス後方から出火したという想定で、お客様の避難誘導訓練を行いました。有事の際に乗務員が落ち着いてお客様を安全に車外へ誘導することができるよう、消防署員の方にご指導いただきました。

 


救命救急は2015年に改定されたガイドラインに沿って傷病者の発見~119番通報~応急処置~救急隊員に引き渡すまでの一連の流れを全員が行い、万が一バス車内でお客様が意識を失ったときに、狭い空間でどのように対処すれば良いかを指導員さんにアドバイスをいただきました。
このような訓練を継続的に重ねていけば自信にもつながっていきます。高速道路のサービスエリアや観光地、ホテル等でもAEDの設置が進んでおりますので、万が一傷病者を発見した時は乗務員が勇気を持って積極的に対応にあたることが出来ると考えております。